今回比較するシーバスロッドはモアザン ブランジーノ EX AGS 97ML/Mフリーゲーム XT S96MLラテオ 86MLエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B108M+/R
ルアーを遠投したいならエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B108M+/Rがおすすめ
比重の重いルアーは飛距離が出ますので、遠くにキャストしたい方はエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B108M+/Rがダントツでおすすめです。
ちなみにエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B108M+/Rの最高キャストウェイトは45g。この数値はシーバスロッド全体で比較しても重いルアーに対応したロッドといえるでしょう。
逆にルアーの飛距離を稼ぐよりコントロールを重要視するならフリーゲーム XT S96MLがおすすめです。このロッドの最高キャストウェイトは32gであり、4本のロッドではもっとも低いですが、その分、コントロール性が高いロッドに仕上がっています。
磯で釣るならフリーゲーム XT S96MLがおすすめ
大物を狙うポイントの磯には波で削られた鋭利な岩などがあり、魚に主導権を握られてしまうとそういった障害物にラインをこすられてしまい、あっという間にラインブレイクしてしまいます。そうならないために磯では魚とのファイトで主導権を奪われないフリーゲーム XT S96MLのような強いロッドが必要になってきます。
また剛性の高いロッドは重いルアーも扱えるようになりますので、潮の流れが早い磯でもポイントを的確に探れるメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体で比較してみます。フリーゲーム XT S96MLは比較した4本のロッドの中で最も剛性が高いロッド。さらにシーバスロッド全体で比較しても、高い剛性があるので、ランカーサイズのシーバスを狙う場合にも問題ないでしょう。
携帯性を重視するなら
フリーゲーム XT S96MLがおすすめ
電車で磯へ向かうとき、ロッドを小さくできることは重要な要素になります。
磯に釣りに行くのは慣れていないと非常に危険です。険しい道や、場合によっては崖のようなところを登ったりすることもあります。そのため、荷物はなるべく携帯しやすいアイテムにしたほうがトラブルのリスクが減ります。
ロッドの仕舞いサイズが大きいと、岩や磯にロッドが引っかかってしまって折れてしまったり、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。また電車釣行など公共交通機関を利用する場合でも、ロッドを小さくできるとドアで挟んで破損する可能性も減り、乗り降りがスムーズになるなどのメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体の仕舞いサイズで比較してみます。フリーゲーム XT S96MLの仕舞いサイズは54.6cm。シーバスロッド全体で比較しても、このロッドはかなり小さくなるロッドといえます。
自転車やバイクで釣りに行かれる方や、飛行機に持ち込みたい方におすすめのロッドです。
疲れにくいロッド
がいいならラテオ 86MLがおすすめ
長時間の釣行は体力勝負になっていきます。魚がかかった瞬間に集中力が切れていないよう自分にあったタックルを使うのも有効な手段です。
具体的なスペックはラテオ 86MLの重さは117gです。
今回比較したロッドの中では最も軽いですが、シーバスロッドの全体の中では重いロッドです。もし長時間の釣行を想定しているならもう少し軽いロッドでもいいかもしれません。