今回比較するシーバスロッドはモアザン ブランジーノ EX AGS 94LMLエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/Rラテオ 93Mモアザン ブランジーノ EX AGS 97ML/M
より遠くのポイントを
狙いたいならラテオ 93Mがおすすめ
軽いルアーよりも重いルアーのほうが飛距離はでますので、遠投性を重視するなら、ラテオ 93Mは一番オススメです。
メーカーのスペック表ではラテオ 93Mの最高キャストウェイトは50gです。これはシーバスロッドの中でもかなり重いルアーが投げられるロッドといえるでしょう。
逆にルアーの飛距離を稼ぐよりコントロールを重要視するならモアザン ブランジーノ EX AGS 94LMLがおすすめです。このロッドの最高キャストウェイトは30gであり、4つのロッドでは一番低いですが、その分、コントロール性が高いロッドです。
ランカーサイズを
狙うならラテオ 93Mがおすすめ
ランカーサイズを狙う磯には切り立った岩などがあり、ターゲットに主導権を取られてしまうとそういった障害物にラインをこすられてしまい、あっという間にラインブレイクしてしまいます。そうならないために磯では魚とのファイトで主導権を奪われないラテオ 93Mのような強いロッドが必要になってきます。
また剛性の高いロッドは重いルアーも扱えるようになりますので、潮の流れが早い磯でもポイントを的確に探れるメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体で比較してみます。ラテオ 93Mは比べた4本のロッドの中で最も剛性の高いロッド。さらにシーバスロッド全体で見ても、上位の剛性を誇るので、大型のシーバスを狙う場合にも対応可能でしょう。
コンパクトさ
を重視するならエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/Rがおすすめ
ロッドの仕舞いサイズが小さいことは、釣行の重要な要素になります。磯に釣りに行くのは慣れていないと非常に危険です。険しい道や、場合によっては崖のようなところを登ったりすることもあります。なので、荷物は極力コンパクトなアイテムにしたほうがいいです。
ロッドの仕舞いサイズが大きいと、岩や磯にロッドが引っかかってしまって折れてしまったり、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。また電車釣行など公共交通機関を利用する場合でも、ロッドを小さくできるとドアで挟んで破損する可能性も減り、乗り降りがスムーズになるなどのメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体の仕舞いサイズで比較してみます。エクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/Rの仕舞いサイズは135.5cmです。今回4本の中では小さいのですが、シーバスロッド全体で比較すると、このロッドは大きいサイズに分類されます。もしもっとコンパクトなロッドを探しているなら、もっと小さくなるパックロッドもありますので、そちらがおすすめです。
疲れにくいロッド
がいいならモアザン ブランジーノ EX AGS 94LMLがおすすめ
初めてジギングを行う場合は疲れにくいロッドからデビューするのがおすすめです。重いロッドをいきなり扱おうとしても辛くてジギングフィッシングの面白さに気づく前にやめたくなってしまうかもしれません。
具体的なスペックですが、モアザン ブランジーノ EX AGS 94LMLの重さは105gです。
今回比較したロッドの中では最も軽いですが、シーバスロッドの全体の中では重いロッドです。もし長時間の釣行を想定しているならもう少し軽いロッドでもいいかもしれません。