取り上げるシーバスロッドは
ディアルーナ MB S806ML-4
エクスセンス MB S96ML-6
モアザン ワイズメン AGS 90L
ラテオ 96M
より遠くのポイントを
狙いたいならラテオ 96Mがおすすめ
重いルアーを扱える=遠くまでルアーを飛ばすことができるということなので、遠くにキャストしたい方はラテオ 96Mがダントツでおすすめです。
メーカーのスペック表ではラテオ 96Mの最高キャストウェイトは50g。この数値は他のシーバスロッドと比較してもかなり重いルアーに対応したロッドといえるでしょう。
逆にルアーを飛ばすよりコントロールを重要視するならモアザン ワイズメン AGS 90Lがおすすめです。このロッドの最高キャストウェイトは24gと今回比較したロッドの中ではもっとも低いですが、その分、コントロール性が高いロッドです。
大物とのファイトを
重視するならディアルーナ MB S806ML-4がおすすめ
大物を狙うポイントの磯には鋭利な岩石などがあり、ターゲットに主導権を取られてしまうとそういった障害物にラインをこすられてしまい、あっという間にラインブレイクしてしまいます。そうならないために磯では魚とのファイトで主導権を奪われないディアルーナ MB S806ML-4のような硬いロッドが必要になってきます。
また剛性の高いロッドは太いラインを扱えるようになっているので、根に入られても簡単にはラインを切られないメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体で比較してみます。ディアルーナ MB S806ML-4は比べた4本のロッドの中で最も剛性の高いロッド。さらにシーバスロッド全体で比較しても、上位の剛性があるので大型のシーバスを狙う場合にも問題ないロッドです。
携帯性を重視するなら
エクスセンス MB S96ML-6がおすすめ
電車で磯へ向かうとき、ロッドを小さくできることは重要な要素になります。
磯は慣れていないと非常に危険なポイントです。険しい道や、場合によっては崖のようなところを登ったりすることもあります。なので、荷物は極力コンパクトなアイテムにしたほうがいいです。
ロッドの仕舞いサイズが大きいと、岩や磯にロッドが引っかかってしまって折れてしまったり、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。また電車釣行など公共交通機関を利用する場合でも、ロッドを小さくできるとドアで挟んで破損する可能性も減り、乗り降りがスムーズになるなどのメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体の仕舞いサイズで比較してみます。エクスセンス MB S96ML-6の仕舞いサイズは53.3cm。シーバスロッド全体で比べてみても、このロッドはかなりコンパクトになるロッドといえます。
軽装で釣行される方や、飛行機に持ち込みたい方におすすめのロッドです。
長時間扱うロッド
がいいならモアザン ワイズメン AGS 90Lがおすすめ
具体的なスペックはモアザン ワイズメン AGS 90Lの重さは125gです。
今回比較したロッドの中では最も軽いですが、シーバスロッドの全体の中では重いロッドです。もし長時間の釣行を想定しているならもう少し軽いロッドでもいいかもしれません。