今回比較するシーバスロッドは
ラテオ 96M
エクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/R
ラテオ 100ML
エクスセンス MB S88ML-5
ルアーを遠投したいならラテオ 96Mがおすすめ
比重の重いルアーは飛距離が出ますので、遠投性を重視するなら、ラテオ 96Mが一番オススメです。
カタログ値ではラテオ 96Mの最高キャストウェイトは50g。これはシーバスロッド全体で比較しても重いルアーに対応したロッドといえるでしょう。
逆にルアーの飛距離を稼ぐよりコントロールを重視したいのなら、エクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/Rがおすすめです。このロッドの最高キャストウェイトは32gであり、4本のロッドでは一番低いですが、その分、コントロールがしやすいロッドです。
大きい魚を狙うならラテオ 96Mがおすすめ
ランカーサイズを狙う磯には切り立った岩などがあり、魚に主導権を握られてしまうとそういった障害物にラインをこすられてしまい、一瞬でラインを切られてしまいます。そうならないために磯では魚とのファイトで主導権を奪われないラテオ 96Mのような硬いロッドが必要になってきます。
また剛性の高いロッドは重いルアーも扱えるので、水深80mあるような磯でも潮に流されて底が取れないなんてことはなくなります。
最後にシーバスロッド全体で比較してみます。ラテオ 96Mは比べた4本のロッドの中で最も剛性の高いロッド。さらにシーバスロッド全体で見ても、トップの剛性を誇るのでランカーサイズのシーバスを狙う場合にも対応可能でしょう。
コンパクトさ
を重視するならエクスセンス MB S88ML-5がおすすめ
自転車やバイクで磯へ向かうとき、ロッドを小さくできることは重要な要素になります。
磯に釣りに行くのは慣れていないと非常に危険です。険しい道や、場合によっては崖のようなところを登ったりすることもあります。そのため、荷物はなるべく携帯しやすいアイテムにしたほうがトラブルのリスクが減ります。
ロッドの仕舞いサイズが大きいと、岩や磯にロッドが引っかかってしまって折れてしまったり、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。また電車釣行など公共交通機関を利用する場合でも、ロッドを小さくできるとドアで挟んで破損する可能性も減り、乗り降りがスムーズになるなどのメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体の仕舞いサイズで比較してみます。エクスセンス MB S88ML-5の仕舞いサイズは56.4cmです。シーバスロッド全体で比較しても、このロッドはかなり小さくなるロッドといえます。
自転車やバイクで釣りに行かれる方や、飛行機に持ち込みたい方におすすめのロッドです。
長時間扱うロッド
がいいならエクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/Rがおすすめ
初めてジギングを行う場合は疲れにくいロッドからデビューするのがおすすめです。重いロッドをいきなり扱おうとしても辛くてジギングフィッシングの面白さに気づく前にやめたくなってしまうかもしれません。
具体的なスペックですが、エクスセンスジェノス (ベイトキャスティング) B88ML/Rの重さは121gです。
今回比較したロッドの中では最も軽いですが、シーバスロッドの全体の中では重いロッドです。もし長時間の釣行を想定しているならもう少し軽いロッドでもいいかもしれません。