この記事で比較するロッドはラテオ 110MHディアルーナ MB S900ML-4モアザン ブランジーノ EX AGS 87LMLモアザン ワイズメン AGS 97ML/M-4
ルアーを遠くに投げたいならラテオ 110MHがおすすめ
比重の重いルアーは飛距離が出ますので、とにかく遠くにルアーをキャストしたいならラテオ 110MHが断然おすすめです。
カタログ値ではラテオ 110MHの最高キャストウェイトは60g。この数値はシーバスロッドの中でもかなり重いルアーが投げられるロッドといえるでしょう。
逆にルアーの飛距離を稼ぐよりコントロールを重要視するならディアルーナ MB S900ML-4がおすすめです。このロッドの最高キャストウェイトは28gと4つのロッドではもっとも低いですが、その分、コントロール性が高いロッドです。
磯で釣るならラテオ 110MHがおすすめ
ランカーサイズを狙う磯には鋭利な岩石などがあり、魚に主導権を握られてしまうとそういった障害物にラインをこすられてしまい、あっという間にラインブレイクしてしまいます。そうならないために磯では魚とのファイトで主導権を奪われないラテオ 110MHのような剛性の高いロッドが必要になってきます。
また剛性の高いロッドは重いルアーも扱えるようになりますので、潮の流れが早い磯でもポイントを的確に探れるメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体で比較してみます。ラテオ 110MHは比べた4本のロッドの中で最も剛性の高いロッド。さらにシーバスロッド全体で比較しても、高い剛性があるので、ランカーサイズのシーバスを狙う場合にも問題ないでしょう。
持ち運びを
重視するならディアルーナ MB S900ML-4がおすすめ
ロッドの仕舞いサイズが小さいことは、釣行の重要な要素になります。磯は慣れていないと非常に危険です。険しい道や、場合によっては崖のようなところを登ったりすることもあります。なので、荷物は極力コンパクトなアイテムにしたほうがいいです。
ロッドの仕舞いサイズが大きいと、岩や磯にロッドが引っかかってしまって折れてしまったり、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。また電車釣行など公共交通機関を利用する場合でも、ロッドを小さくできるとドアで挟んで破損する可能性も減り、乗り降りがスムーズになるなどのメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体の仕舞いサイズで比較してみます。ディアルーナ MB S900ML-4の仕舞いサイズは73cm。シーバスロッド全体で比較すると、このロッドはおよそ真ん中くらいの仕舞いサイズです。
リュックに入れたい方や電車釣行などをお考えの方には更に小さくなるロッドもありますので、
そちらも検討してみてください。
一番軽いロッドが
いいならモアザン ブランジーノ EX AGS 87LMLがおすすめ
餌釣りと違ってルアーフィッシングは常にルアーを操作していなければいけません。例えば、真夏にこの作業を行うのは非常に辛いです。重いロッド、重いリールならなおさらです。
具体的なスペックですが、モアザン ブランジーノ EX AGS 87LMLの重さは97gです。
今回比較したロッドの中では最も軽いですが、シーバスロッドの全体の中では重いロッドです。もし長時間の釣行を想定しているならもう少し軽いロッドでもいいかもしれません。