比較するロッドは
ディアルーナ MB S806ML-4
ラテオ 93M
ラテオ 93ML
ラテオ 110MH
ルアーを少しでも
遠くに投げたいならラテオ 110MHがおすすめ
比重の重いルアーは飛距離が出ますので、とにかく遠くにルアーを投げたいならラテオ 110MHが断然おすすめです。
カタログ値ではラテオ 110MHの最高キャストウェイトは60g。この数値はシーバスロッド全体で比べてもかなり重いルアーが投げられるロッドといえるでしょう。
逆にルアーを飛ばすよりコントロールを重要視するならディアルーナ MB S806ML-4がおすすめです。このロッドの最高キャストウェイトは28gであり、今回比較したロッドの中では最も低いですが、その分、コントロール性が高いロッドに仕上がっています。
大物とのファイトを
重視するならラテオ 110MHがおすすめ
ランカーサイズを狙う磯には鋭利な岩石などがあり、魚に主導権を握られてしまうとそういった障害物にラインをこすられてしまい、あっという間にラインブレイクしてしまいます。そうならないために磯では魚とのファイトで主導権を奪われないラテオ 110MHのような硬いロッドが必要になってきます。
また剛性の高いロッドは太いラインを扱えるようになっているので、根に入られても簡単にはラインを切られないメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体で比較してみます。ラテオ 110MHは今回の4本のロッドの中で最も剛性が高いロッド。さらにシーバスロッド全体で比べてみても、高い剛性を誇るので、大型のシーバスを狙う場合にも対応可能なロッドといえるでしょう。
携帯性を重視するなら
ディアルーナ MB S806ML-4がおすすめ
ロッドを小さくできることは、電車で磯へ向かうとき重要な要素になります。
磯に釣りに行くのは慣れていないと非常に危険です。険しい道や、場合によっては崖のようなところを登ったりすることもあります。そのため、荷物は可能な限り持ち運びしやすいアイテムにすべきでしょう。
ロッドの仕舞いサイズが大きいと、岩や磯にロッドが引っかかってしまって折れてしまったり、最悪の場合、事故につながる可能性もあります。また電車釣行など公共交通機関を利用する場合でも、ロッドを小さくできるとドアで挟んで破損する可能性も減り、乗り降りがスムーズになるなどのメリットもあります。
最後にシーバスロッド全体の仕舞いサイズで比較してみます。ディアルーナ MB S806ML-4具体的な仕舞いサイズは69cm。シーバスロッド全体で比べると、このロッドはだいたい中間くらいの仕舞いサイズです。
このサイズなら磯に持ち歩く際、邪魔にはならないサイズでしょう。
疲れにくいロッド
がいいならラテオ 93MLがおすすめ
餌釣りと違ってルアーフィッシングは常にルアーを操作していなければいけません。例えば、真夏にこの作業を行うのは非常に辛いです。重いロッド、重いリールならなおさらです。
具体的なスペックですが、ラテオ 93MLの重さは124gです。
今回比較したロッドの中では最も軽いですが、シーバスロッドの全体の中では重いロッドです。もし長時間の釣行を想定しているならもう少し軽いロッドでもいいかもしれません。